あなたは琵琶湖博物館へ行ったことはありますか?
琵琶湖についての資料が展示されている総合博物館です。
そして湖をテーマとした博物館としては日本で最大規模となっています。
そんな琵琶湖博物館の魅力や入場料金、クーポンについて紹介していきたいと思います。
目次
琵琶湖博物館には水族館があるって知ってた!?
滋賀県の琵琶湖博物館。
そこは博物館なのでしょうかそれとも水族館なのでしょうか?
気になったので調査してきました。
琵琶湖博物館は公式ホームページにも書いてある通り、湖にのぞむ、日本有数の博物館です。
ではなぜ水族館だと言われているのでしょうか?
それについても調べた結果分かりました。
琵琶湖博物館にはジャンルごとにいくつか展示室があるのですが、その中に水族展示室というものがあります。
その水族展示室は約2000平方メートルの展示面積がある国内では最大級の淡水生物の展示室となっています。
60種類を超える淡水生物が展示されていて、広さだけでなく種類も充実しています。
またこの水族展示室ですが、展示物が子供の目線の高さになっていて、お子さんが楽しめるように作られています。
展示の高さ以外にも小さな魚に触れたり、鮒寿司の匂いを陰る体験コーナーがあるなど見るだけではない楽しみが豊富です。
さらに水槽も工夫されていて一般的な長方形の水槽だけでなく、トンネル型のものもあります。
この水槽ならトンネルを潜りながらたくさんの魚を見ることができます!
これ以外にも巨大な円柱型の水槽展示や世界の古代湖についての説明があるなど水族館と変わらない満足感が得られます。
水族館と変わらない満足感が得られる展示室がある琵琶湖博物館。
だからこそ琵琶湖博物館は博物館であり、水族館でもあると言えるのかもしれませんね。
魅力的な展示物がいっぱい!おすすめの見どころは?
さて、琵琶湖博物館にある水族館こと水族展示室について紹介してきましたが、ここからはそれ以外の展示室について紹介して行きたいと思います。
水族展示室は一階にあるのですがそれ以外の展示室は二階にあります。
まず紹介するのはA展示室です。
A展示室は湖の400万年と私たちというテーマが設けられています。
400万年とあるように化石資料や地学標本が展示されているコーナーです。
琵琶湖の歴史を学ぶことができます。動物の化石を見れたり、顕微鏡で岩石を見ることができます。
中でも1番の魅力は約200万年前の琵琶湖を再現した象のいた森というコーナーです。
このコーナーは中を歩くことができるウォークスルージオラマとなっています。
実際に中に入れることでまるで約200万年前にタイムスリップしたかのような体験をすることができるコーナーとなっています。
次に紹介するのはB展示室です。
B展示室には湖の2万年と私たちというテーマが設けられています。
琵琶湖周辺に人が住み着き始めたのが約2万年前なのでそこからの琵琶湖と人との関わり方について学ぶことができます。
B展示室では人と湖の関わりについての資料が縄文・弥生時代のなりわい、湖上交通、漁撈、治水・利水への取組みの四つのテーマで展示されています。
展示物としては淡水貝塚や、琵琶湖の漁具など豊富です。
そしてこのB展示室最大の目玉が琵琶湖の丸子船です。
丸子船は江戸時代から戦前まで湖上輸送を行なっていた帆船で琵琶湖の輸送では主流のものでした。
琵琶湖で主流というだけあって、琵琶湖に適した造りになっている為、他の和船とは異なる独特の形をしています。
その丸子船の実物が展示されているのです。
製作されたのは船大工の故松井三四郎さん達で湖の輸送の為に施された様々な工夫を間近で見ることができます。
3番目に紹介するのはC展示室です。
C展示室は湖のいまと私たちというテーマを設けています。
ここでは人間の暮らしと自然の結びつきについて学ぶことができます。
そしてそれらを学び、現代の課題の一つであるこれからの自然と人との関わり方について考えられるような展示方法となっています。
主な展示物としては琵琶湖にしかいない生き物の模型や今の森について考えるコーナー、日本最小のネズミなどがあります。
このC展示室では触ったり匂いをかいだりといったように実際に体感することで楽しめるコーナーが特に豊富になっています。
そしてこのC展示室の目玉が昭和30年の暮らしを再現した農家です。
この農家には実際に入ることができます。
当時の台所や居間の様子を見ることができます。
昭和30年代の住宅に実際に入ることができ、見学できるこの展示は子供はもちろん大人に取っても興味をそそられるものではないでしょうか。
最後に紹介するのは屋外展示と企画展示です。
琵琶湖博物館の展示室は屋内だけでなく、屋外にもあります。
この屋外展示では太鼓の森や弥生の森など実際の自然と触れ合うことができます。
また生活実験工房では実習をすることが可能です。
さらにリニューアルによって琵琶湖を一望できる展望デッキなどが新たに加わりました。
そして企画展示は定期的に様々な展示がされます。
現在行われている展示については公式ホームページをチェックしてみてください。
今回紹介仕切れなかったものも含めて琵琶湖博物館の展示物は魅力的なもので溢れています。
これを機に興味を抱いた方は是非足を運んで見て下さいね!
駐車場も広々!入場料金やクーポンも紹介!
ここまで琵琶湖博物館の展示物について紹介してきました。
これだけ豊富な展示があるのなら料金も高いのでは?駐車場はちゃんとあるの?と気になっている方もいらっしゃると思います。
そこで駐車場や料金またお得なクーポンについても紹介したいと思います。
まず琵琶湖博物館のアクセス方法ですが、主に車と公共機関を利用する二つの方法があります。
車でのアクセス方法
車で行かれる場合は、博物館に駐車場があるのでそこを利用することをおすすめします。
駐車料金は普通車が550円、自動二輪・原付が200円で利用することができます。
ですが、博物館を利用する場合は総合案内所で駐車無料サービス券を受け取ることができ、無料で利用することができます。
また駐車場へは名神「栗東IC」から30分、名神「瀬田西IC」や新名神「草津田上IC」からは35分で行くことができます。
公共機関を利用する場合
公共機関を利用される場合は、JR琵琶湖線の「草津」駅でおります。
次に「草津」駅西口の2番バス乗り場から近江鉄道バスびわこ博物館行きに乗ります。
そして「びわこ博物館」で下車すると琵琶湖博物館へと行くことができます。
また他にもタクシーや航路を利用する方法もあります。
琵琶湖博物館の入場料金
続いて琵琶湖博物館の入場料金について紹介していきます。
琵琶湖博物館は大人が750円、高校生大学生は400円、中学生以下は無料となっています。
一般の入場料金は以上でクーポンなどはありませんが、お得な年間パスポートがあります。
このパスポートの料金は大人が1500円、高校生大学生が850円となっており、年に3回以上行けばお得な仕様となっています。
さらにこの年間パスポートには入館チケット一枚プレゼントと館内のミュージアムショップとレストランの料金が1割引の特典がついてきます。
また琵琶湖博物館を利用するときのお得な情報がまだあります。
なんと滋賀県在住で家族連れの場合、毎月第3日曜日の家族ふれあいサンデーの日に来館すると常設展示観覧料が無料になるサービスがあります。
滋賀県在住で家族での利用を考えている方は是非この日に行ってみてください!
滋賀県在住の場合他にもお得なサービスがあります。
滋賀県の高校生は学生証を提示すれば、毎週土曜日の体験学習の日であれば、常設展示観覧料が無料になります。
また滋賀県在住の満65歳以上の方や障害手帳を持っている方は観覧料が免除となります。
ブラックバス天丼のランチが食べられる!?果たしてお味は・・・
琵琶湖博物館の館内には「にほのうみ」というレストランがあります。
上で紹介した年間パスポートを買えば、このレストランの料金が1割引の特典を得られます。
そしてこの「にほのうみ」ではあのブラックバスを食べることができます。
ブラックバスは食べることができるのかと疑問に思う方もいるとは思います。
ですので、ブラックバスについて紹介したいと思います。
ブラックバスは淡水魚です。
白身の魚で淡白な味がするそうです。
調理に工夫は必要ですが、工夫することで美味しく食べることができます。
ブラックバスはスズキ目の魚なのでスズキよりは身はやわらかいもののスズキとよく似ている味だそうです。
そしてそのブラックバスを「にほのうみ」ではメニューの一つとして扱っています。
ブラックバスを天ぷらにしたものでバス天丼として食べることができます。
そしてこのバス天丼ですが、脂が乗っていて絶品です!
ちょっと抵抗があるな・・・と思っている方も食べてみたらおいしさに驚くと思いますよ♪
またこの「にほのうみ」ではブラックバス以外にもナマズを食べることもできます。
ナマズは天ぷらにされて御膳についてきます。
ブラックバスやナマズ以外にもびわ湖カレーや近江牛うどん定食などのメニューも「にほのうみ」にはあります。
琵琶湖博物館へ行った際には是非ここで昼食をとってみてください!
まとめ
いかかでしたか?
琵琶湖博物館の魅力について知っていただけたでしょうか。
琵琶湖博物館には水族館と変わらないボリュームの水族展示室や、琵琶湖に関する資料を時代ごとに区分した展示室があります。
だからこそ家族連れで子供だけでなく、大人も楽しめる博物館となっています。
利用するときも年間パスポートを購入したり、サービスデーに行くことでお得に利用することができます。
また駐車場も琵琶湖博物館に入館する場合は無料で利用できるサービスがあります。
さらに館内にはブラックバスやナマズを美味しく食べることのできるレストラン「にほのうみ」があり、一日通して楽しむことができる博物館です。
もし琵琶湖博物館に少しでも興味を持たれた方は是非一度訪れてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。