将来なりたい職業にユーチューバーがランクインする時代になりました。
ですが、ユーチューバーの世界でも、アクセス数はピンキリです。
人気のあるユーチューバーは、年収1億円というのですから、夢がある職業だと言えば、そうなのかもしれません。
そんなユーチューバーの中で、今話題になっているのが「たすくこま」さんです。
有名な曲を面白い替え歌にしているのですが、歌唱力の凄さと、替え歌のクオリティの高さはプロ級のプロ!
ユーチューバーにランクがあるのなら、たすくこまさんはいずれヒカキンさんに並ぶのではないかと、勝手に予想しています。
ここからは、たすくこまさんの代表的な替え歌と、最近の替え歌をご紹介します。
そして、たくすこまさんって一体何者?
という観点から、たすくこまさん情報をご紹介します。
代表作品はコレ!再生回数トップ3を紹介!
①688万回再生 アナと雪の女王 「レット・イット・ゴー」の替え歌で「一生・FAT・よー」
この動画が始まる前の段階で、私は心を奪われました!
だって、サブタイトルが「~デブのままで~」だったからです。
たすくこまさんは、自身がちょっとぽっちゃりしているので、自虐劇にデブの歌を多く替え歌しています。
その中でもトップクラスの「一生・FAT・よー~デブのままで」は、実に面白かったです。
そして、動画が始まる前の段階で、更に心を奪われたのが、
「デブ閲覧注意」というテロップです。
何だから他人事とは思えないんですよね(笑)。
歌はこんな替え歌で始まります。
「増え始めた肉は くびれを消して」
上手い斬り込み方ですよね。
そして、デブとして凹むような歌詞
「親が真顔でささやくの このままじゃダメなんだと」
親が出て来ちゃうと、ちょっとスルー出来ません。
一番、私が気に入ったのは、有名な「少しも寒くないわ」を、「少しも痩せてないわ」と変えた所。
語呂が良すぎます!
だけれども、だんだん、デブのありのままを好きになろう、このままでいい、と言った歌詞に変わっていきます。
そして、出てくるのが、
「デブ専信じて」
これは、デブには心強いです。
「レット・イット・ゴー」の替え歌は、デブはありのままでいい、と勇気づけられる歌詞でした(笑)
②446万回再生 アナと雪の女王 「とびらを開けて」の替え歌で「なにか食べて」
ミュージカル調のこの「とびらを開けて」ですが、冒頭でささやくような声で、
「ねえ、ちょっとお菓子食べていい?」
「そういうの大好きだ!」
で、笑っちゃいました(笑)
太ることを恐れない、逆に大好きだと言われるのは、意外性があって良かったです。
そして、一番盛り上がる「とびら開けて」の部分を「太り仲間 なにか食べて」という歌詞に見事に変身したのは、なかなかぴったりだったと思います。
途中では、「考えること ほとんど喰うこと」というのも、ポイントを押さえていて、面白かったです。
たすくこまさんの魅力は、飾らないストレートな歌詞だと思います。
③313回再生 きゃりーぱみゅぱみゅさんの「にんじゃりばんばん」の替え歌で「にーとだばんざい」
初めのイントロの時に、ニートの定義みたいな文が出るのですが、そこでニートのことを、
「勇敢な戦士」
と呼んでいるところから、言葉のセンスの良さを感じました。
そして、歌中で出てくるニートを、
「NEET」
「にーと」
「無職」
と言葉合わせしているのが、らしいな、と思いましたよ。
そして、一番笑ったのが、「NEET にーと 無職」の後に続いた、「ほぼ粗大ごみ」というフレーズ。
言い得て妙でした。
ニートは親に迷惑をかける生き物だというのが、替え歌の歌詞の中で、イヤというほど思い知らされました。
気をつけなきゃいけない人、いっぱいいそうですね(笑)。
最近のたすくこま面白替え歌曲を紹介
ここ最近では、動画の編集のクオリティが高くなっていて、さらに面白さが増しています!
個人的にかなり笑ったたすくこまさんの作品を紹介します!
①アルマゲドンのテーマソングの替え歌で「マイホーム本当はミスはすんな」
これは、一言で言うならば、壮大な宇宙のアルマゲドンの世界が、ちっちゃいマイホームの話しになっている歌だと言うことです。
一番の盛り上がりの部分で、
「ドアがすごい固い
ドアがもーキツイ
こりゃミス物件
でもドア以外めっちゃいい」
と、どうでもいいことを訴えている、このスケール間のあまりにもの落差が面白いですね。
結局、最後まで、ドアが固いこと。
ミス物件であること。
これを延々と続ける歌です!
よっぽどドア固かったんでしょうね(笑)
②ポルノグラフティのアゲハ蝶の替え歌で「ハゲ課長」
個人的にポルノグラフティの大ファンですので、この名曲をどう料理するのかな?
と思いました。
ですが、「ハゲ課長」としての替え歌は、聞いていがっかりするどころか感動さえしました。
それほどクオリティが高かったです。
私の一番好きな歌詞
「あなたに会えた
それだけでよかった
世界に光りが満ちた」
という部分を、
「あなたに会った
それだけで終わった
鬱気味精神病んだ」
と変えたのは見事としか言いようがありません。
アゲハ蝶の歌詞は、特にサビの部分が、こんなことを男性に想われていたら、女性として嬉しいという歌詞なのです。
それを根底から覆し、ハゲ課長に特化して当てた歌詞は、本当にユーモアに溢れていました!
たすくこまの正体は体重120キロのデブ!?
美しい美声を持ち、そのアーティストに寄せて歌える七色の声を持っているたすくこまさん、実は体重が120キロもあるんだそうです。
簡単なプロフィールは、
生年月日、1991年5月25日生れの26歳です。
身長が180㎝、そして体重は120㎏。
2011年からユーチューバーとして活動しているそうですが、その頃はあまり本気で取り組んでいなかったようです。
でも、今の替え歌を聞くと、かなり本格的なことが伺えます。
180㎝で120㎏というとかなり大きいですよね。
ですから、替え歌もデブの自虐ネタが多いんですね。
デブは悪だみたいな風潮やめて欲しいですよね。
女子は特に、細い女性を褒める風潮がありますので、デブには生きづらい世の中です。
たすくこまさんのデブネタがもっとヒットすれば、デブ界の希望の星になってくれるのでは?
と期待しています。
たすくこまの本業は仙台のそば屋の店長だった!
たすくこまさんはユーチューバーの他に、本業としてそば屋の店長もやっています。
YouTubeの説明欄に載っていますので、すぐにチェックすることが出来ますよ。
2015年10月からそば屋を始めたようですが、きっかけはお父さんから「一緒にそば屋をやらないか?」と誘われたからだそうです。
YouTubeの知名度で、ファンの方も話題作りのために訪れるようですが、仙台なので近くに住んでいる人しか、なかなか気軽に行くことが出来ないのが残念ですね。
ですが、いずれは、たすくこまさん目当てに、遠方から仙台のそば屋さんへ行く熱狂的なファンも現れるかもしれませんね。
そんなたすくこまさんのおそば屋さん「十割そば会」では、求人も募集しているようです。
どうしてそれが分かったか?
何故か替え歌サイトで、おそば屋さんの求人募集があったからです。
そんなスタイルもたすくこまさんらしいですね。
まとめ
すっかりたすくこまさんのファンになってしまった私ですが、今までありそうでなかった替え歌をYouTubeに載せるというのは、斬新に感じます。
今までいなかったわけではないと思いますが、たすくこまさんは選曲のセンスがいいですし、歌もそのアーティストに似せて歌っているので、つい感情移入して聞いてしまいます。
今後の活躍も多いに期待しています。